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福島県で新築住宅を購入する際に知っておきたい「保険」の話


家づくりを検討していると気になることの一つに保険があります。地震や自然災害に備え、どの範囲まで保険で住宅の修繕ができるのかなど知っておきたいですよね。そこで今回は、もしもの時に備えて新築住宅を購入する際に知っておきたい保険のお話を『エンドーフィナンシャル』(田村市)の菅野さんにお聞きしました。



【お話を伺った方】
有限会社 エンドーフィナンシャル 営業 菅野 隆之さん

住宅に関連した保険にはどんなものがあるの?

家づくりに関連した保険には、建物や収納家財にかける「火災保険」があります。また、ほとんどの方は住宅ローンを併用されると思うのですが、住宅ローンを組んで住宅を購入する場合は一般的に「団体信用生命保険」(通称:団信)に加入します。銀行で借りる場合は加入が必須ですが、団信に入れない場合はフラットなどで住宅ローンを組む方もいらっしゃいます。今までは賃貸にお住まいだった方が住宅を購入して団信に入ることになると、その過程におけるライフプランも変わってきます。そのタイミングで生命保険やご家族にあったライフプランを見直すことをご提案しています。

住宅に関連する保険は主に3種類!

住宅関連の保険として、「火災保険」「地震保険」「団体信用生命保険」の3つが挙げられます。

①火災保険

火災保険では、火災や自然災害などがあった場合、建物保険金額を上限に払われる損害保険金で建物を再築、修繕することができます。昨今の自然災害の増加により、火災保険の保険料は高くなる傾向にあり、さらに契約者様への支払に対する判断も厳しくなることが想定されます。また、建物の構造によって保険料も変わるので、新築される場合はハウスメーカーや工務店を選ぶ際は料率などをしっかり理解して決めるほうが良いと思います。
実は、福島県の保険料は安い方。風災や台風が少ないので、九州などに比べると半額ぐらいです。建物の構造や性能によっても火災保険料を抑えることができます。

②地震保険

地震保険は基本的には単体で加入できず、火災保険にセットして加入するようになります。保険料は保険会社によって差異はなく一律です。地震保険の金額は火災保険の保険金額の30~50%で設定し、損害の程度に応じて保険金が支払われるようになります。火災保険が5,000万円の場合、地震保険は1,500万円~2,500万円となります。
被害の例で見ると、屋根が飛ばされて修理代に100万円かかった場合は火災保険から100万円が支払われますが、地震保険の場合は違います。例えば、地震により住宅の基礎にひびが入ったり、瓦屋根が落ちたりして修理に300万円かかったとしても300万円が支払われるわけではなく、損害の度合いに応じて4つの区分に分かれ、一部損壊や全壊などで支払いの比率が変わってきます。
保険料は建物の耐震等級によっては最大で50%オフ(半額)になることも。地震保険の保険料を抑えたい場合は、住宅の評価証明書を取る必要があります。

③団体信用生命保険

団体信用生命保険は、住宅ローンの契約者に万が一のことがあった時に、住宅ローンの残高がゼロになる(完済される)保険のことです。保障内容も死亡、または高度障害に加え、ガンや三大疾病等でも住宅ローンが免除になる場合もあります。例えば、高度障害においては寝たきりの状態や両目失明、声帯をとってしまうことなども含まれるので、保険には入っているが保障内容を理解していないと、住宅ローンを払い続けることになってしまいます。ご家族のライフプランに合った保障を選ぶことも重要なポイントです。
また、配偶者(夫)の名義で団信に入っている場合、奥様に万が一のことが合った場合には保障されないため、ご家族の負担が増えることになるので、ペア団信や奥様の収入保障保険などをリスクヘッジとして考えておく必要もあります。「保険のことはよくわからないからお任せで…」というのではなく、家づくりと同様にしっかり考えることが大切です。

福島県での住宅購入のリスクに備えるために保険に加入する必要性は?

福島県では、2011年に東日本大震災があり、2021年、2022年と2年連続で大きな地震があったので、地震保険の必要性は高いと思われます。また、昨今は自然災害が多発しているので水災の被害も多く見受けられます。ただし、やみくもに広く補償をかけるのではなく、お住まいになる地域のハザードマップ等を参考に自分の住宅に必要な保障をしっかりと検討していただく必要はあると思います。

保険会社を選ぶ際のポイントは?

大まかな補償内容は保険会社によって違いはほぼないと思います。ただし、建物以外の“庭木”の部分も支払いがあったり、家財の免責項目等の違いがあるところもあります。保険会社も大事ですが、まずはご家族のことや家づくり、ライフプランのことなど、気軽に相談できる代理店選びもポイントになってくると思います。

エンドーフィナンシャルってどんな会社?


「エンドーフィナンシャル」は福島県田村市に本社を置き、損害保険・生命保険代理店業、金融商品仲介業、その他、資産運用や相続等に関する相談を扱い、お客様のライフプランに寄り添った資産形成のお手伝いをしている会社です。資産運用アドバイザー(IFA)が在籍し、お客様の資産形成や、いざという時の保障まで、ワンストップで一貫して行えるので安心して任せられます。

arukuのまとめ

家を建てた後も住まいに深く関わる保険は、人任せにせずに自分でも火災保険の補償や団体信用保険の重要性について知っておくことで、安心して暮らせることがわかりました。金融機関や住宅会社さんに勧められるがまま加入するのではなく、さまざまなことを相談できる代理店を選ぶことも重要だと思います。自分の目で比較した上で保険を選ぶようにしましょう。

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