福島県で理想の暮らしをリフォームで叶えよう！家づくりarukuリフォームナビ

年月を経るにつれて、住宅設備の劣化や間取りなど気になる部分が出てくるもの。また、家族のかたちや暮らしも変化していくので、快適な日常を過ごすためには”今”の理想に合わせることが大切です。今回、”リフォーム”に関する役立つ情報をご紹介します！

まず、「理想の暮らしをリフォームで叶える！」をテーマに、家の悩みや理想に対して改善ポイントをご紹介。続いて、気になる点や進め方を「リフォームＱ＆Ａ」でお答えします。そして最後は、福島・郡山でリフォームを得意とする施工会社さんに「最近のリフォーム事情」をお聞きしました。自分らしいリフォームを実現し、心地よい暮らしを叶えるためにお役立てください。

リフォームを検討するのは30〜50代が多い！

【家づくりarukuアンケート結果】集計期間：2021年11月〜12月　回答者：622名

arukuが2021年11月〜12月に実施した「家づくりアンケート」によると、リフォームを検討している年齢層は30〜50代が多く、築年数が10年以上経つころから検討を始めているようです。

安心して子育てができる環境も、趣味を楽しむ時間も「理想の暮らし」をリフォームで叶える方法とは

せっかくリフォームをするなら、「暮らしが快適になった」だけでなく、「楽しくなった」「豊かになった」と思えるようにしたいですね。ここでは、リフォームで叶える理想の暮らしとお悩み解決をいくつかご紹介します。

●段差や階段の昇り降りをなくし、老後も安心して暮らせるのが◎
階段のある家に住んでいる場合は、できるだけ階段の昇り降りが少なくなるように間取りを変更したり、バリアフリーで安心を手に入れたいもの。間取りは、寝室から洗面、トイレ、浴室などの水まわりを近くにすると暮らしは快適になり、ヒートショックを防ぐことにもつながります。バリアフリーは、家の中の段差を解消するほか、手すりを取り付けたり、建具を引き戸に変更するのもおすすめです。

●冬の寒さ、夏の暑さを解決！どこにいても快適な断熱性を実現！
家全体の断熱効果を高めることもできますが予算に合わせて部分断熱も可能です。例えば、家族で過ごすリビングやご夫妻の寝室のみを断熱！寒さ・暑さ対策のカギは「窓」なので、窓を二重サッシや断熱サッシに変えるだけで快適な温度が保たれるだけでなく、省エネや防音などのメリットも。ほかにも、リビングの床暖房や開放感のある空間を仕切る1枚の戸の設置なども人気です。

●今の暮らしに合わせて間取りを変更すれば、暮らしを楽しむ余裕も！
家族や暮らしは変化するもの。大切なのは“今”です。結婚を機に二世帯住宅を考えたり、子育てが一段落して趣味を楽しむ空間が欲しくなったり。増築や間取りの変更を検討して家族みんなが快適に過ごせる空間構成を叶えましょう。

●古めかしい感じの部屋が憧れのスタイリッシュに変身！
築年数が経ってくると壁紙や照明のデザインを古く感じたり、収納の手狭さや部屋の暗さが気になる場合も。そんな時はまず、自分がどんな部屋で過ごしたいか具体的に考えてみましょう。理想の部屋を実現するためには信頼できる施工会社を選ぶことも大事なポイント。憧れのスタイリッシュな部屋も夢ではありません。

●「洗う→しまう」が1カ所で完結すれば、家事も快適ラクラク！
洗濯物の入った重いカゴを2階のベランダまで持って行くのはひと苦労。さらに、乾いた洗濯物を取りに行き、リビングで畳んでクローゼットまで運ぶ…この作業を１カ所で完結できるのが理想的ですね。ここ数年は新築でもリフォームでも「ランドリールーム」が大人気。洗面室を広くして、室内干しや畳んでアイロンがけをできるカウンター、ファミリークローゼットを設けることで洗濯の工程がここで完結しちゃいます。

●収納力アップ＆自然に片付く家にする！
片付けられない…そんな悩みを解決するポイントは、①収納力アップ　②使う場所＝しまう場所　③物の指定席をつくる　④見やすく取り出しやすい収納です。物を使い終わったあとに考えずにすぐに戻せるような収納になっていれば自然に片付き、美しい状態をキープできます。動線上に設ける適材適所の収納で子どもたちも片付け上手になれるかも。

リフォームＱ＆Ａ

Q.リフォーム会社をどうやって選んだらいいの？

A.決まった商品がないリフォームでは、どこに依頼するかが成功のカギを握ります。「工務店やハウスメーカーは新築だけなのでは？」と思っている方も多いかもしれませんが、実はリフォームを得意とする会社も多いのです。主に、工務店、住宅メーカーのリフォーム部門、リフォーム会社、設計事務所などが依頼先としてありますが、目的や重視したいことを大事にして「自分たちの暮らしに寄り添ってくれる」相性のいい会社を選びましょう。自分好みのデザインや工法で家をつくっている会社や、長いお付き合いができる地元の工務店に相談するのもおすすめです。

Q.まず、どんな準備をすればいいの？

A.家族が日頃感じている住まいへの要望や不満をまとめておきましょう。「キッチンが古くて使いにくい」「使わなくなった部屋がある」などの不満から、「対面キッチンにしたい」「リビングとダイニングをつなげて広い空間にしたい」など、要望はいくつでも構いません。まずは、予算や法的規制、構造上の問題は横に置いておいて、現状の不満や希望を全て明確にすることから始めてみてください。

Q.人生100年時代。終の棲家へのシニアリフォームで大事なことは？

A.「いつまでこの家で暮らすのか」をご夫妻やご家族で話し合っておくのも大事ですね。そのうえで、パートナーに先立たれて一人になった場合、要介護になった場合など、将来を見据えて具体的なプランを考えておきたいものです。

Q.見学会で見ておきたいところや確認しておきたいことは？

A.工務店やリフォーム会社が実施する見学会やオープンハウスに参加するのはとても有意義で、リフォーム後の生活をより具体的にイメージできるようなります。何よりいいのは住んでいる方の生の声を聞けること！間取りや水まわりの使い勝手について聞いたり、良かった点だけでなく、こうしたほうが良かった点についても積極的に質問しましょう。真似したいリフォームや工夫があれば、許可をとった上で写真を撮らせていただくのも良い方法だと思います。

「最近のリフォーム事情」をお聞きしました！

リフォームを得意とするムネカタテック(福島市)と大桃工業(郡山市)に最近のリフォーム事情をお聞きしました！実際の施工例も参考に見てみて。

ムネカタテック 編

Q.1リフォームを希望するお客様が多い年代と築年数、持ち家率などを教えてください。
A.40～60代が多く、築20～30年位のお住まいです。中古リノベで新居購入“1”に対して、持ち家リフォームは“9”という現状です。

Q.2リフォームを依頼されることが多い箇所はどこですか？
A.キッチン、お風呂、トイレ、洗面などの水まわり、外壁です。

Q.3お客様に喜ばれた提案内容を教えてください。
A.お風呂の寒さがツライというお客様に、今までの物よりも性能の高い断熱材と高断熱浴槽をご提案しました。浴室乾燥機の「予備暖房」機能で、ヒートショック予防もできます。さらに、当時行われていた補助金制度「グリーン住宅ポイント」の対象になるため、併せて洗面室もリフォーム。浴室から洗面室の段差をなくすことでバリアフリーにし、これからの生活に安心をプラスしました。

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ものづくりの質や施主様との関わり合いを重視した家づくりを提案する「ムネカタテック」

大桃工業 編

Q.1リフォームを希望するお客様が多い年代と築年数、持ち家率などを教えてください。
A.新居購入“1”に対して、持ち家リフォームは“9”です。

Q.2リフォームを依頼されることが多い箇所はどこですか？
A.キッチン、トイレ、お風呂などの水まわりです。

Q.3お客様に喜ばれた提案内容を教えてください。
A.トイレの単品交換をしたいとのご依頼のあったお客様へ、現地での調査やヒアリングを経て「今後の暮らしの変化」を想定したご提案をしました。トイレ空間においては、通常、便器は空間の中心に設置しますが、中心からずらすことで介助者が横から介護できるスペースをご提案。また、壁面に手すりを取り付けられるように下地の補強を行いました。そして、トイレまでの生活動線上には段差が多く、ドアを3カ所開けなければならなかったため、段差を解消し、ドアを引き戸に交換しました。最初のご依頼内容よりも金額が高くなってしまいましたが、助成金を利用できたので通常よりも抑えることができました。今の暮らしと今後の暮らしを考えてのご提案ができたと思います。

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長年培ってきた技術や経験で、水回りだけでなくリフォーム・リノベーションを中心に施主様の暮らしをサポートする老舗リフォーム会社「大桃工業」

まとめ

福島県の都市部には土地価格が高い場所が多く、理想の土地を見つけるのが難しい状況です。「子どもの学区を変えたくない」「新築の予算はない」「親が建てた家があるので二世帯住宅にしようかな」など考えている方にこそ、リフォーム＆リノベーションがおすすめ。理想の土地で中古住宅を購入し、自分好みのデザインや間取りを叶えることもできます。現在のお住まいのリフォームでは、間取りや空間の変更に加え、断熱性能アップや収納を増やすことでより快適に暮らしやすい住まいを実現し、省エネや安全性も叶えることができます。