カタログ請求

チラシでよく見かける建売住宅ってどんな家?


「建売住宅」とは、その名のとおり、土地と建物をセットで販売する新築住宅のこと。自分たちで間取りやインテリアなどのすべてを考えて建てる「注文住宅」と違い、最初から完成した住宅を選ぶのが「建売住宅」です。
今回は、郡山市で建売住宅を販売する株式会社アイビーホームの代表で一級建築士でもある横田三郎さんに、建売住宅についてお聞きしました。

建売住宅について

建売住宅の現状


建売住宅は福島県だけでなく全国的にも増えています。基本的に現物が完成している建売住宅は、新居での生活をイメージしやすいし、購入を決めてから短期間で入居できます。最近は、子どもの学区を考えて、エリアを絞って建売住宅を探す方も多いようです。
「建売住宅」というと、どれも同じようなイメージがありますが、最近ではデザインや間取りにこだわったものや、オール電化や省エネ住宅など機能や性能の高い建売住宅が増えています。
また、今の新築住宅は「住宅瑕疵担保履行法」により、国の検査を受けて保険に入ることなどが義務づけられています。国のお墨付きなので、安心して購入することができます。

※住宅瑕疵担保履行(じゅうたくかしたんぽりこう)法とは

建売住宅のメリット

➀気に入ればすぐに購入、入居できる
何といっても建売住宅の場合、気に入った物件があれば即購入できます。ローンの手続きや契約の手間を考えても、最短で1ヶ月足らずで入居も可能!

➁土地を探す必要がない
土地を探すのって結構大変ですよね。その点、建売住宅の場合、希望のエリアにちょうど良い物件があれば、悩む必要はありません。

➂あらかじめ金額が決まっていて、ローンの手続きがスムーズ
土地代と建物代込みで価格がはっきりしているので、ローンの相談や手続きもスムーズに進みます。

➃仮住まいやつなぎ融資など余計なお金がかからない
完成した家を購入するなら、施工期間の仮住まいも必要ありません。また、住宅ローンを利用する場合、ローン融資が実行されるまでの間に土地購入資金や着工金などが必要になって別のローン(つなぎ融資)を受ける方も少なくありません。建売住宅の場合、ローンも一括で済みます。

建売住宅の注意点と購入の際のチェックポイント


➀間取りやデザイン、工法を確認する
後々増改築をしたいという場合に、工法によっては制限がある場合も少なくありません。デザインが最初から決められている分、住んだ後にどのような生活を送りたいかも含めてイメージすることが大切です。

➁設備や性能に問題がないかを確認する
これは当然含まれると思っている設備でも、物件によっては標準仕様に含まれていないことがあります。その場合は、追加工事や費用について予め確認しましょう。

確認箇所の例:
 外構工事/上下水道引き込み費用/
 網戸/カーテン/雨戸・シャッター/コンセント/照明器具/
 土地の地盤/外壁の強度/断熱仕様 など

➂アフターサービスを確認する
複数の物件から比較検討し、業者の説明をしっかりと聞いて納得できる住宅を選ぶことが大切です。また、建築基準法に則った設計図で建築許可を得ていて「住宅瑕疵担保履行法」によって守られているとはいえ、将来さまざまな修理や修繕が必要になった際にどこまでサービスが受けられるかは気になるところ。購入の際には、補償期間や保証対象の設備、点検の頻度などを確認しておけば安心です。

アイビーホーム・横田社長のアドバイス

信頼できる業者を選ぶことが大切
住宅は、生涯のうちでも大きな買い物といえるものです。暮らしに合った住まいを購入することはもちろんですが、無理のない確かな資金計画を立てることも重要です。建売住宅は、材料を一括して仕入れたり、安定した仕事量を確保したりすることで価格を抑えることができます。しかし、業者によって設備の内容が違い、実際に暮らすためには追加工事が必要になる場合があるのも事実です。購入前にしっかり確認して、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

<今回お話しを伺った人>
株式会社アイビーホーム代表取締役 横田 三郎さん
昭和62年に郡山に設立し、様々な建売住宅を販売。最近では、昼も夜も太陽の光で暮らせて光熱費0円を目指した自給自足率100%の家を推進しています。

※この記事は2020年1月に取材したものです。

このコラムをシェアする

CATALOG

各工務店の魅力がよく分かる
カタログをお送りします

カタログを請求する
ページの先頭へ