家づくりの前に必ず心構えておきたい3つの重要ポイントとは?
時間を無駄にしない、3つの心構え
資金計画
心構えの一つは資金計画から始めることです。家づくりはライフプランの一つ、実際に家を建てる費用以外にもライフプランの中には他にも費用がかかります。
子どもの教育資金やクルマの買い替え時期、老後の資金までの費用も想定して、家にはどれだけ費用がかけられるのかを検討することになります。このようなライフプランの中から家づくりの予算を決めることをお勧めします。
予算がわからないうちには何坪くらいで建てたらいいのか、土地はどうするかなどが決められません。建てたい家のイメージが決まっていても、実現できるかどうかもわからないのです。
まずは過去3年間の源泉徴収表で収入と自己資金を確認し、住宅ローンを借りた場合に返済できる額を算出してみてください。資金計画についての詳細は別記事の資金計画を参考にしてください。
暮らし方を考える
家づくりを進めるにあたり、大事なことの一つとして暮らし方を一度考えるということです。暮らし方といっても、どんなデザインの家に住みたいか、家事動線はこうしたい、ガレージや食品庫がほしい…など具体的な希望ではありません。
例えば、家族が毎日笑顔で接しあえる温かな家庭にしたい、趣味が生活の一部だから毎日がワクワクできる暮らしに変えたいなど。このような高い望みや趣向がなくてもいいと思います。暮らし方についてどんな価値感をもちたいかということを一度考えておくことで、家づくりを具体的にイメージできるようになるからです。
家づくりを行う過程の随所で、ここはこうしてみたい!この設備は必要だ!この部分は必要ないなど、時間をかけずに自信をもって決断できるようになるかもしれません。
先入観をもたない
家づくりは情報収集から始まります。資金計画が済み、イメージが膨らんだところで施工会社について調べたり、見学会へ足を運ぶことになると思いますが、施工会社とお話をする機会があれば、どんな家づくりがしたいか相談してみましょう。
実際に新築のモデルハウスを見学しても、イメージが思っていたものとは違うなどの判断をそこで下すのはまだ早いのです。あなたの家づくりの原型を具現化できるかどうかは、施工会社さんと話してみないとわかりません。
気になる施工会社には実際に会ってみてください。そして施工会社の家づくりのスタンスをよく見極めて、自分たちの肌に合うかどうか、フィーリングも大事にしてください。原型に手を加えられて、驚きや新しい発見をすることもあるからです。
ポイント
・資金計画を一番先に行い、ライフプランを練ることが大事
・暮らし方を考えることで、イメージがより一層リアルに見える
・気になる施工会社には先入観を持たずに相談してみる。フィーリングも大事にする。