シンプルなつくりの中に感じられる家族の思い
須賀川市の郊外、広い敷地に建つ母屋と新居には、4世代が暮らしています。母屋と新居は廊下でジョイント。広く明るいリビングには印象的な桧の大黒柱。小さなお子さん2人を暖かな家で育てたい、そんな思いで新居を建てたというKさん夫妻にお話を伺いました。
母屋と隣接して建てられた新居
□家族構成:夫婦+子ども2人
□施工会社:小室建設
Q.暮らしはどのように変わりましたか?
「親世帯と渡り廊下で繋がる家」
aruku この家は、母屋と廊下で繋がっているんですね。
K様 もともと私達も母屋の2階に住んでいました。母屋には祖母や両親が住んでいますから、新居からも楽に行き来ができるようにと、渡り廊下でつなげました。
aruku 新居はどのような家にしたいと思っていましたか?
K様 とにかく明るく、暖かい家を建てたいとお願いしました。
母屋の2階は昔ながらの2間続きの和室で、とにかく冬の寒さが厳しかったんです。ヒーターをたいても障子やふすまから隙間風が入ってきて寒いんです。小さな子どもがいるので、お風呂あがりなど気を使いました。
aruku ここは日当たりもよく、暖かいですね。
K様 そうですね。高気密高断熱のありがたさを実感しています。仕事で早朝に出かけたり深夜に帰宅することもあるのですが、冬場でも家の中では寒さを感じません。本当に助かっています。
明るく広々としたリビング
Q.お気に入りのポイントは?
「これからの家族を見守る桧の大黒柱」
aruku 特に気に入っている場所はありますか?
K様 気に入っているというか、リビングの桧の大黒柱は父が「家には大黒柱がなければいけない」といって用意してくれたものです。想像以上に立派でこの家に合うのかなと不安だったのですが、今ではこの家のまさに中心になってくれていると感じています。これから何十年、何百年と使える柱だと思うと、我が家ながらすごいと思っています。
aruku 存在感のある柱ですね。
他に気に入っているところはありますか。
K様 キッチン回りや子ども部屋などに、使い勝手の良い収納スペースを作りつけていただいたので、すごく便利です。
aruku リビングの壁の一部を石壁のような重厚感のあるデザインにしていますね。
K様 単調な壁に変化が出て、良かったと思っています。
aruku キッチンカウンターはどっしりとしていて、木の風合いもいいですね。
K様 この収納もスペースにあわせて作っていただいたのですが、ちょっとした棚や収納もあり、便利です。
桧の大黒柱と長女の利紗ちゃん。大黒柱の太さがわかります
カウンターにあわせて作られた収納。木の風合いがやさしく、食器や小物など便利に収納できる。
リビングの壁は、半間分の幅だけ重厚なデザインでアクセントに。
子ども部屋の収納には、ひきだしも作りつけて使いやすそう。
Q.どんな家を目指して家づくりをはじめましたか?
「広々としたつくりが家族のコミュニケーションを生む」
aruku リビングからキッチンまで広々としていますね。
K様 そうですね。家族のコミュニケーションを大切にしたいと思ったので、LDKは特にゆったりと作りたかったのです。玄関からリビング、キッチンまでフローリングが一続きで、子どもがつまずいたりしないのも安心です。
aruku 天井高まである吊り戸も広さを感じさせます。
こちらはオール電化ですね。
K様 子どももいるので安全かなと思って。実際、電気代は予想以上に安くて驚いています。これも高気密高断熱だからだと思います。母屋に続く廊下に出ると、扉1枚でこんなに室温が違うのかと驚きます。
aruku 渡り廊下も明るく、壁には雑貨などを飾れる小さな棚を設けたりしておしゃれですね。
K様 これも小室建設さんのアイデアです。ただ、何もない廊下では味気ないということで、つけてくださいました。
渡り廊下には小物などを飾れる小さな棚をいくつか設けるなど、遊び心もある
Q.施工会社を決めた理由は?
「施工会社のアイデアで、個性のある住まいへ」
aruku 施工会社を選んだのはなぜですか。
K様 実は父の友人が小室建設さんと知り合いだったので、お願いしようということになったのです。
aruku 実際、家を建ててみていかがでしたか。
K様 自分達の生活に合わせて、さまざまな提案をしていただきました。私達では思いつかないようなアイデアもあり、とても喜んでいます。
aruku これから、この家でこんなことをしてみたいと思っていることはありますか。
K様 これまではなかなか気軽にお友達を呼んだりできなかったので、これからはお友達を呼んで食事をしたりしたいですね。また、ウッドデッキも作ろうと思っています。
aruku これからこの家で、さまざまな家族の思い出を積み重ねていくんですね。今日はありがとうございました。