2世帯6人家族がイキイキと暮らす家 家族一人ひとりが快適な二世帯の住まい
すっきりとシンプルな外観のT様邸。親夫婦と2世帯6人のお住まいで駐車スペースもしっかり確保し、玄関までのスロープも設置されています。細かいところまで気配りの行き届いた家という好印象を持ちながらお邪魔しました。家族がくつろぐリビングもシンプルなつくりです。けれど、キッチンに目を向ければアーチ型の入り口の奥に見えるのは赤い壁。リビングとの境にはニッチ風の小窓を設け、さりげなく花や雑貨が飾られています。ご夫婦の寝室はシックでも安らぎのあるデザインイメージで統一されて、ウォークインクローゼットのブルー系のクロスがアクセント。さらに、子ども部屋やご両親それぞれの個室、そして和室も趣を変え、個性を演出しています。39坪の限られた広さの中でご家族それぞれのプライバシーを確保し、収納や断熱など機能性も十分。T様もご家族も大満足のご様子でした。
□家族構成:夫婦+子ども2人+親夫婦(二世帯)
□施工会社:郡中丸木
□延床面積:39坪
Q.どんな家を目指して、家づくりをはじめましたか?
aruku どんな家を建てようと思っていましたか?
T様 二世帯で住む家なので、それぞれの生活も重視しつつ、家族が仲良く暮らせればと思っていました。モデルハウスなどを色々回ったのですが、どうもモデルハウスというのは生活感が薄いというか、ぴんとこなかったんです。そんな中で、郡中丸木さんの展示場はそのまま住める感じで、自由度も高い。その点が気に入って選びました。その後こちらの希望もいろいろ聞いていただき、設計にGOサインが出るまで何度も設計図を書き直していただきました。お陰で納得のいく家ができました。
aruku どのような点で満足されているのでしょうか。
T様 39坪に二世帯6人で住むという厳しい条件でしたが、設計面でも予算面でも無理を聞いていただき、間取りなども大変練って考えていただけたから実現できたと思います。家族それぞれの個室もきちんと設け、家族が集まるスペースもあるという理想的な家になりました。それから、ある程度の予算オーバーも覚悟していたのですが、実際には当初の予算の中ですべて思い通りにやっていただけました。本当に感謝しています。
Q.家を建てた後の感想は?
aruku 実際に暮らしてみての感想はいかがですか。
T様 家族それぞれに自分のスペースを確保でき、満足しています。
aruku 既に冬も夏も経験されていますが、冷暖房などはいかがですか。
T様 冬はファンヒーターを使いましたが、もちろん寒く感じることはありませんでした。夏もよく風が通るので涼しく、日中でもエアコンはほとんど使いませんでしたね。
aruku 断熱材「セルローズファイバー」の威力でしょうか。こちらはオール電化ですね。
T様 はい。しかし、電気料も驚くほど安くてびっくりしました。
Q.お気に入りのポイントを教えてください。
aruku 住まいの中でお気に入りの場所を教えてください。
T様 妻はキッチンが気に入っているようです。生活感を出したくないということで対面型ではなくしたのですが、郡中丸木さんの提案でドアは設けず、アーチ型の入り口にしました。食品庫は開閉口も広く、食品のストックから分別ゴミ箱などまで置くことができて、大変使い勝手が良いようです。
aruku キッチンとリビングの境の小窓もおしゃれですね。
T様 小物を飾っていますが、この窓を通して、子どもの様子を見ることもできるんです。
aruku ご夫婦の寝室も素敵な色使いです。
T様 この部屋も含め、個室はそれぞれ違うドアやカーテン、クロスを選びました。苦労して選びましたが、その甲斐がありました。
また、寝室のウォークインクローゼットもそうですが、収納場所をきちんと設けたので、部屋をすっきり使うことができます。
お気に入りポイント
1位 奥様のこだわりキッチン
2位 寝室のウォークインクローゼット
3位 玄関のシュークローク
Q.家を建てた暮らしはどのように変わりましたか?
aruku 新居に移ってから、何かご家族の暮らしが変わったことはありますか。
T様 家族がリビングに集まって寛ぐ時間が増えたように思います。また、両親は庭で草木を育てたり、野菜作りをしたりしています。お陰でこの夏は自家製のキュウリなどを味わうことができました。
aruku 新居によって家族の絆が深まり、また、それぞれの時間も楽しめるようになったということですね。
arukuがチェックしたポイント
ご家族それぞれの居室やキッチンなど個性の感じられる部分も多い一方で、リビングなど共有スペースはシンプルにまとめています。メリハリのある間取りとデザインが空間にゆとりを感じさせています。たとえば、玄関のシュークロークには閉塞感が出ないように敢えて扉は設けませんでした。
逆に玄関とリビングの間は当初はドアを設けない予定でしたが、目隠しと風が入らないようにするため、ドアを設けました。機能と空間演出の両方をうまく考えて、一つひとつの間取りの工夫を考えていますね。
また、T様のおばあさまがいらしたときのためにと、和室もしっかり設えました。この和室も収納スペースをきちんととっているので、すっきりとした印象に仕上がっています。
施工会社のきめ細かなフォローも、T様ご一家の家づくりには欠かせない要素だったと思います。新居に一つの不満もないというT様ですが、それだけ施工前、施工中に綿密な打ち合わせをされたということだと思います。二世帯6人のT様ご家族の家への思いをすべてかなえた、それがこのT様邸なんですね。